まずはゾーニングからスタート

注文住宅の間取りを考える場合は、まずゾーニングから行っていきます。ゾーニングとは、リビングや子供部屋、トイレなどのように、空間を目的別に分けておおまかにレイアウトしていくことを指します。この時に大切なのが、敷地との関係性も考慮しながら進めていくことです。注文住宅では、その敷地の特性を活かすことでより魅力的な間取りにすることができます。駐車場や道路、隣地などを意識することで、日当りや風通しについても自然に考えられるようになるでしょう。そして、ゾーニングを行う際は、それぞれの空間と空間の動線も考えていきます。眺めや動線なども具体的にゾーニングの中に落とし込み、視覚的に分かるようにしていきましょう。

壁や開口部を明確化していく

ゾーニングが済んだら、壁や窓、建具などの開口部を描いていき、徐々に具体的な形にしていきます。家具なども描き込んでいくことで、よりリアリティを持たせられるようになるでしょう。ゾーニングの段階では、必要なスペースがきちんと確保できているかまだ把握しにくいですが、壁などで仕切っていくことで、明確になってくるため、その問題を解決してけるようになります。それぞれの空間が適度なサイズになるように調整しながら、間取り全体のバランスを整えていくのです。敷地の中におさまるように注意しながらまとめていくのは、とても難しい作業です。どうしてもおさまらないという場合は、一旦ゾーニングに戻り、プランを考え直していきます。

戸建住宅の依頼を設計事務所にするなら、まずホームページ上でどんな建物を建てているか確認しましょう。純和風・和風モダン・ヨーロッパ風等々、事務所によって得意としている分野や特徴は違ってきます。