エコハウスは環境基本性能を確保することが大切!

エコハウスは「エコロジーハウス」の略語で、自然エネルギーを活用した住宅のことです。地域の風土や気候・敷地条件・暮らし方などを考慮して、建てています。また、地域で入手できる建築材料を使い、環境への負荷をかけにくい建て方になっています。エコハウスは、環境基本性能を確保していることが特徴です。断熱や気密・蓄熱・通風・換気などの機能だけでなく、日射導入や日射遮蔽も意識しています。例えば、生活でできた熱エネルギーを蓄えておき、給湯や暖房で利用するのです。木造住宅の家では、蓄熱という考え方がありませんでした。そこで、熱エネルギーを最大限に活用するシステムを構築し、蓄えたエネルギーを使うのがエコハウスの特徴なのです。

エコハウスは自然エネルギーを活用しやすい建て方!

エコハウスは、自然や再生可能エネルギーを活用することも特徴です。自然エネルギーとして、太陽熱や太陽光・風・大地熱・水・植物などがあります。例えば、天窓や大きな窓を作り、昼間は太陽光を取り入れる設計にすれば、最小限の照明で済み、省エネになるのです。また、風通しを意識する設計にすることで、室内の温度調整もしやすくなります。再生可能エネルギーとは、太陽光発電や水力発電・風力発電・バイオマス発電などです。なるべく化石燃料に頼らない暮らしを、エコハウスは目指しています。そして、地域らしさを意識していることもエコハウスの特徴です。その地域で育った木材などを使うだけでなく、地域の特徴を活かせるデザインや建築工法を採用しています。

住宅を建てる際、建築実例を確認することは重要です。階数や延べ床面積、外観やインテリアのデザインによって変わりますので、希望する項目を組み合わせて確認するのも方法の一つです。